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近況報告 ~ 今の自分を見つめてみる ~

前回、このブログに投稿したのが2015年4月。
そこから約2年にも渡って沈黙を守ってしまった。

この手のパターンで、ヴァイオリンそのものまで止めてしまっているケースも世間的には多いのだろうと思うが、私は幸いにもまだヴァイオリンもヴィオラも続けることが出来ている。

実際にこの2年の間には音楽を休止せざるを得ない事件もあったりしたのだが、それを乗り越えて、今現在は安定してレッスンに通えていて、そして、音楽仲間にも演奏機会にも恵まれている。





この2年ほどで、私の音楽環境は劇的に変化した。
何よりも「本番」の舞台に立つ機会、人様に聴いてもらえる演奏機会が爆発的に増えた。


・隔月で楽器弾きが集まって弾き、鑑賞しあうミニライブに継続的に出ている

・年に2~3回程度あるヴァイオリン教室の発表会に出ている

・5年ぶりに合唱を再開し、そちらでも通年で5~6回は本番に出ている

・「普通のバンド」にヴァイオリン&歌のメンバーとして組み入れられた


平均すると、月に1回以上のペースで本番がある計算だが、何れの本番も、発表会でよくありがちな、「1~2曲だけ弾いて終わり」であることはまず無い。演奏時間だけで30分を超えてくることが普通になっており、回数だけでなくそれぞれのボリュームが大きくなっている。

これだけ演奏機会が多いと、必然的に「練習会」の回数も相当な数になり、私の休日は、音楽関連の予定で数ヶ月先までビッシリ埋まっている事が常となっている。

本番当日の一日の中で、ヴァイオリンとヴィオラを何度も持ち替えする事が当たり前に「要求」されるようになり、ヴァイオリンとヴィオラを躊躇なく持ち替えられるようになって来ている為、もはや「どちらの楽器がメインか」という観念も全く無くなってしまった。


私にとって弦楽器は「普通に使えるツールの一つ」になりつつある。

「人様に聴いてもらう」事が前提になって来ており、「頼まれて弾く」という機会も多くなってきた。
私のように素人に毛が生えたレベルの演奏でも喜んでくれる人はいるもので、そうなると必然的に「聴かせる演奏をするには?」という意識が日常の練習にも浸透してくる。


元々ヴァイオリンは「自宅でちょっと弾けて自分が楽しめるようになれば満足」という、大変低い志と目標を持って始まったとても私的な趣味であったのだが、その「目標」から考えると、今の自分はその当時の目標よりも遥かに先にいると思う。





私は、レイトスターターであるが、すでに「弦楽器を弾けるようになった」と思っている。


しかし、「じゃあ、シャコンヌ弾いてみて下さい」と言われたら光の速さで断るし、チャルダッシュも御免こうむるし、タイスの瞑想曲も人前で満足に弾けるかというとNOである。

そう考えると、「全然弾けてないやんけ」という考え方もできるだろう。
だが、「ヴァイオリンを弾ける」というのはどのレベルからを言うのかを規定することは難しい。

仮にイツァーク・パールマン氏を「弾ける」のレベルに置くなら、この世にヴァイオリンが弾ける人は、ほとんど居ないという事になるので、それはそれでおかしい。


実際、この世界には3rdポジションまでで弾けてしまう曲は数多あり、バロック以前の曲ならばヴィヴラートも必須ではない。そのレベルの範疇でも、一生かけても弾ききれない量の曲が存在し、その中に自分が気に入る曲はきっと見つかる。

自分が弾きたい(かつこのレベルで弾ける)曲だけに特化して練習をすれば、十分に人様に(無料なら)喜んでもらえる演奏が可能になる。それは、ヴァイオリンを弾けない人間からすれば、十分に「ヴァイオリンが弾ける人」の範疇に入っている。「超絶技巧の難曲が弾けるかどうか」という点は、ヴァイオリンが弾けるかどうかの判断とイコールにはならないと思う。

そこまでのレベルであれば、私の周りのレイトスターターは早ければ2年、ペースがゆっくりな人でも大抵5~6年で一応は到達している。





さて、このように、技術的な見地で「レベル感」を自分なりに持っている時点で、私はもはや、入門者=ビギナー では無いと思う。
おそらくは、初級後半~中級あたりかと、ここ最近は思っている。


しかし、あまりに主観のみによって話をするのも、一定の基準を借用してみよう。

http://www.violinmasterclass.com

こちらのサイトでは、ヴァイオリンの「レベル」を規定している。



Definition of Levels 1 - 10

1. Beginner

2. 1st position with different patterns, detache and legato

3. Shifting, introduction to different positions, elementary spiccato

4. Playing in higher positions, double stops, vibrato

5. All of the above with reliable sound production

6. All strokes in basic forms, variety of vibrato, scales and double stops with advanced speed

7. Fast right and left hand coordination, solid intonation includes double stop passages, all strokes in advanced patterns

8. Comfortable on the entire finger board, advanced bow control and sound production

9. Mastery of all techniques

10. The crazy fun stuff, experts only




Level 1-4 で、ヴァイオリン演奏に必要な演奏技術を一通り習得する段階、そして、Level 5-8 は それを高める段階になり、Level 9 で極まり、 Level 10 は「変態」という感じだろうか。
各段階の要求ラインからして、1が入門、2-3 初級、4-5 中級、 6-7 上級、 8-9 超上級、10 神 という風に見える。


同じサイトでは、それぞれのレベルで

・そのレベルで使われるエチュード

・そのレベルで弾ける曲

・・・が提示されている。


それによると、Level 6 の時点で、早くも「ヴィヴァルディの四季」が もう全て出てくるし、シャコンヌ以外のバッハ無伴奏組曲Ⅱもこのレベルに設定されている。

一般的な感覚(ヴァイオリン弾きでない人寄りの感覚)で言って、四季のソロパートが弾けるなら、「めちゃくちゃヴァイオリンが弾ける人」で認識されるだろう。レベルの定義も、「全ての基本的ボウイングができ、色んな種類のヴィヴラートができて、スケールも重音もメッチャ速く弾ける人」とある。

こうして見ると、6から先は確実に「上級」だと位置づけして良いだろう。





さて、見上げてばかりいても仕方がないので、今の自分のレベルを判定してみよう。

エチュードはKayserの24番、25番あたりをちょうどやっており、Schradieckを最近やり始めたという状況である。
ボウイングなどの基本的な事は、一通りは教えてもらったと思うが、全てを自由自在に使いこなせているわけではない。ヴィヴラートは素人目には出来ているっぽく見えるらしいが、自分的にも先生的にも気に入らないので、目下修正中。

レッスンは「エチュードを前からやる」というスタイルではなく、技術的に問題があるポイントに「効く」エチュードを先生が選んで課すという形を取っているため、エチュードの「番号」自体にはあまり意味はないが、レベルの参考にはなるだろう。


「ヴィヴァルディ A-mol」は Level 3、「バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲」は Level 4、とあるが、何れも経験済みだ。

「バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲」はリピエーノ(伴奏側・オケ側)でヴィオラで2回ほど弾いているが、ついでに家でヴァイオリンを弾いてみた分には弾けない曲ではなかった。それが既に1年以上前である。

「ヴィヴァルディ A-mol」は 1楽章だけであるが、2月の発表会で、既にソロパートをリピエーノをバックにして実際に弾いている。他の楽章も太刀打ちできないレベルではない。2楽章はとてつもなく好みの曲であるため、家で時々弾いては浸っている。
なお、発表会本番では、2楽章と3楽章は持ち替えてヴィオラを弾いた。


エチュードや既奏曲から考えて、おそらく、私は Level 4。
そして、Level 5 に届きそうなものと、まだまだ Level 4 止まりのものが テクニックによって入り乱れている段階といった感じだろうか。
何れにしても、「中級」をひた走っている感じだろう。


つまり、私の「ヴァイオリンが弾ける」というのは、10段階のレベル評価では、だいたい 4 くらいで、中級レベルという範囲での「弾ける」という事になる。


ちなみに、シャコンヌはLevel8。
アマチュアのバイオリニストにとって、シャコンヌはできるものなら到達してみたい高みの一つだろう。
しかし、それでもまだその上に2段階もある。


レイトスターターがこのレベルの山を駆け上がっていく事は、なかなかに茨の道だろうとは思うが、自分がどこまで到達できるのだろうか・・・という点には多少興味が湧いてきた。


バッハ無伴奏組曲Ⅱの1楽章Allemande は、今まさに、レッスン課題曲に上がりつつあり、実際に家で弾いてみたところ、1時間ほどで「音をさらう」ことまではできるレベルだった。
この一曲に限って言えば、練習すればある程度聴かせられるところまで持っていけるように思える。

組曲Ⅱの他の曲はまだ弾くだけでも厳しい(特にシャコンヌは不可能だ)が、2年ほど前なら、このAllemandeですら「16分音符ばっかり並んでて無理。黒い。ウゲェ・・・」となっていた。
そう考えるとこの2年については、実感はあまり無かったが、実は確実に伸びていたことが振り返ると見えてくる。


がんばれば、Level 6 くらいまでは届くかもしれない。
ここまで来たら、行けるだけは行ってみたい気もする。




さて、私がこのブログの中で、時々、「ここまで弾けるようになった」などと公言しているのは、ただ自慢がしたいのではない。これからヴァイオリンを初めようかと検討している「無謀な大人」達の為に、「レイトスターターでもここまでは来れたよ」という道標のようなものを置いておきたいからである。そうすれば、わずかばかりに背中を押すことができるかもしれないと勝手に思っている。

我々レイトスターターには情報が少ない。
三十路以降で初めるような、レイトスターターなヴァイオリン弾きが量産されるようになったのは、本当に最近のことだからだ。


「大学から学生オケで初めるのは遅すぎる」
「最低でも中学スタート」
「中学生スタートでもレイト扱い」


このような観念が常識としてあるようなヴァイオリン世界に、30歳を過ぎてから参入するなど本来は正気の沙汰ではない。どう考えても挫折する確率の方が高いし、投資する時間とコストを考えると、挑戦に対するリターンの期待値が読めなさ過ぎる。

そもそもレイトスターターに特化できているトレーナーが少ないと思えるし、私がヴァイオリンを初めた頃には今よりもさらに情報が少なかった。ヴァイオリンを初めてみたものの、本当に弾けるようになるのかは解らない。そういう時はブログを彷徨い歩き、先輩レイトスターター達の足跡を読み、「ここまでなら頑張れば行けるかもしれない」と励みになった。

しかし、当時、チェックしていたブログが、現在においても執筆が続いている例はとても少ない。
ブログだけを止めてしまったのか、あるいはヴァイオリンごとか・・・。

非常に低頻度の投稿ではあるが、私も「後輩レイトスターター」の何かの足しになればと思い、時々こうして、「ここまで来たよ」を発信している。


だいぶ放置してしまっているブログではあるが、ここ数ヶ月は、ブログに書いておくと意味があるように思える体験が増えてきたので、久しぶりにまた、もう少し頻度を上げて書き連ねて行けたらと思っている。
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[ 2017/03/13 ] 弦楽器 | TB(-) | CM(2)

おひさ!

ぷいサン、おひさしぶりです
いつそや、ぷいサンちでビヤ祭りにお呼ばれしたきりですねぇ
はい、ブログはとっくのむかしに消えました
でも宣言しときます、バイオリンはつづけてます(*^^)v
50歳の入り口が見えてからはじめたバイオリンも8年になりました
自分はスゴイ!と褒めてやっています、「なんて忍耐強いの、あたしスゴイやん」
個人レッスンの先生が指導しているジジババばかりの弦楽合奏団でのんびりやってます
ぷいサンは、あたしがバイオリン始めた年齢よりまだまだ若いのでまだ伸びしろはタップリと思います(*^▽^*)
これからも楽しい音楽生活を!
[ 2017/03/19 15:44 ] [ 編集 ]

変わらないな

ぷぃさんの当初から変わらない"長い記事"、いいですね。

こんにちは、"30歳を過ぎてから参入するなど本来は正気の沙汰ではない"と言われたせーです(笑)
ヴァイオリンを始めてみて「一生かかっても弾けない曲」があることに驚きました。
今のペースで上達していては到底追いつかない曲がいっぱいありますね。
でも"これなら弾けるかも"と思える曲が見つかると嬉しくなって楽譜を探してしまいます。

是非また定期的にブログを更新しているくれることを望んでます。
[ 2017/03/21 16:06 ] [ 編集 ]

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